2018/02/02(金)
四十肩と間違えやすい症状
From 治療院のデスクより
こんにちは^^
今日は雪予報でしたが雪が降らずにすみそうです。
ただめっちゃ寒いですが。。。
本日来院して頂いた患者様で夜突然肩が痛くなり、
その後も何日か痛みが続き病院に行き、石灰沈着性腱板炎という
病名を言われた方が来てくれました。
あまり聞きなれない病名かもしれないので簡単に説明していきますね。
石灰沈着性腱板炎とは、肩の関節にカルシウムが貯まり炎症が生じることによっ
て起こる病気です。
夜に突然激しい肩関節の痛みで始まることが多く、
痛みで眠れず、関節を動かすこともできなくなる方が多いです。
患者さんは40~50歳代の女性に多い傾向があります。
私達の身体は、骨に必要なカルシウム量を維持するために、
腸からの吸収と尿からの排泄でバランスをとっています。
しかし、年齢とともに尿から排泄しきれなかったカルシウムは、
身体の中(血管内膜や関節内の腱、靭帯)に蓄積してしまう傾向にあります。
その結果、肩にカルシウムが貯まってしまい痛みの原因になる事があります。
ただレントゲン上石灰化が見えても痛みがない事もあります。
原因などはっきりしていない事が多いのですが、
ごく些細なことをきっかけとして、体にとって邪魔なものを除去しよう
とする反応が発生すると、自己防衛機能でカルシウムを一挙に攻撃し、
炎症による激痛が発生してしまうと考えられています。
症状が出たらまずはしっかり医療機関に行ってください。
炎症症状は2週間程と言われており、その間は注射や湿布といった
対応を取るのがいいかと思います。
こういった症状はよく四十肩と間違われる事が多いです。
正確な判断はやはり病院でレントゲンを撮らないとわかりません。
ほっといても特に問題はないと思いますが、痛くて肩を動かさないと
固まってしまい可動域が低下してしまうので、ちゃんとに医療機関を
受診することをお勧めします!
そうならないようにするには酸性化を改善することが大切です。
体の酸性化は、pH調節のため骨からカルシウムが溶け出すため石灰化の原因に
なると考えられています。
その為には
- 夜遅く食べない
- 酢、野菜、海藻などアルカリ性食品を摂る
- 体を適度に動かす
- 便秘にならないようにする
などが大切です。
また、長時間座ったり、同じ姿勢を続けたりすると、腰や首などに負荷がかか
り、そこにカルシウムが沈着しやすくなります。
なので同じ姿勢をとるのではなく体操をするなどして、体を柔らかくしておくこ
とが大切です。
皆さんも、石灰沈着性腱板炎なる前に気をつけましょうね!
本日もブログを読んでいただき本当にありがとうございました。
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